2011年3月27日、米華字紙?僑報(bào)は「中國(guó)人にとっての米國(guó)籍の魅力に変化」と題した記事を掲載した。29日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

米カリフォルニア州で最近、アジア系住民に米國(guó)籍の取得を奨勵(lì)する運(yùn)動(dòng)が起き、注目を集めた。同州は中國(guó)系住民が最も多く住む地域として知られる。今年2月現(xiàn)在の在米中國(guó)人の數(shù)は総人口の1．2％にあたる約365萬人。2020年までには中國(guó)系の數(shù)がユダヤ系を上回り、米國(guó)で3番目に多い民族になるとみられている。

2000年?2009年までに米國(guó)籍を取得した中國(guó)人は計(jì)34萬9450人。在米中國(guó)人の4分の3近くが米國(guó)籍を持っている。これに伴い、選挙権を持つ中國(guó)人も増えているが、総人口に対する割合はまだほんのわずか。だが、現(xiàn)地社會(huì)に溶け込むには積極的な政治參加は欠かせない。こうした意識(shí)の高まりから、米國(guó)籍の取得を奨勵(lì)する運(yùn)動(dòng)に発展したようだ。

だが、香港や臺(tái)灣など米國(guó)以外で生活している中國(guó)系米國(guó)人の間では、反対に米國(guó)籍を放棄する動(dòng)きが目立っている。米國(guó)政府が國(guó)民の海外資産に対する課稅と資産報(bào)告の義務(wù)をどんどん重くしているからだ。米國(guó)は世界で唯一、海外で発生した収入に関しても所得稅を課している先進(jìn)國(guó)。経済危機(jī)後、米國(guó)稅局は納稅逃れを厳しく取り締まるようになった。

米國(guó)籍を取得したものの、その身分を維持するにはコストがかかり過ぎるようになった。だが、米國(guó)籍を手放すのも簡(jiǎn)単にはいかない。過去5年間、所得稅を滯りなく納めていたという証明をする必要がある。萬が一、納稅逃れがあった場(chǎng)合は8年分の稅金と利息を支払うよう求められる。

米國(guó)在住の中國(guó)人は大半が米國(guó)籍の取得を希望しているが、海外在住の中國(guó)系米國(guó)人や少數(shù)の米國(guó)人富豪たちは反対に米國(guó)籍を手放したがっている。米國(guó)籍は一般の移民にとっては魅力的なものだが、海外在住の中國(guó)系米國(guó)人にとってはもはや何の魅力もなくなっているようだ。（翻訳?編集/NN）