Record China 2007年1月14日(日) 22時57分
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重厚な外観を持つ客家円樓の內(nèi)部は一體どうなっているのか。入り口をくぐると生活感あふれる光景が広がり、その変わりように驚く人も多いはずだ。
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かつて華北から南下し、福建省や広東省などに定著した客家(はっか)の人々が、外敵から身を守るために作り上げた巨大な集合住宅?土樓。丸い形をしたものは円樓と呼ばれるその興味深い建築の、今回は內(nèi)部の寫真をご紹介する。
【その他の寫真】
円樓は空から見ると、ドーナツのようなリング型をしている。內(nèi)部は吹き抜けになっており、中央の広場には井戸や小屋があったり、大小のお堂(観音様や祖先をまつる)が建てられていたりする。大體3階?5階建てで、ひとつの家族はいくつもの部屋を所有し、1階は炊事場で、2階は倉庫、3階以上で就寢するというパターンが多いようだ。外観の重々しい印象とは異なり、円樓內(nèi)部では子どもが遊び家畜が走り回り、洗濯物や収穫物が吊るされ、人々の話し聲がこだましている。生活感あふれる居住空間となっているのが印象的だ。
<中國?珠玉の景観>シリーズでは、これからも中國の人と歴史、自然が作り出した美しい名所の寫真を、説明つきでお屆けしていく。
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