2011年4月6日、天皇皇后両陛下をコントで取り上げたことが爭(zhēng)議となり、謝罪を発表した臺(tái)灣のバラエティ番組「全民最大黨」について、地元ニュースサイトのNOWnewsがネットユーザーからの意見(jiàn)を紹介している。

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臺(tái)灣の人気バラエティ番組「全民最大黨」は先月31日、東日本大震災(zāi)の被災(zāi)者を慰問(wèn)する天皇皇后両陛下のご様子をパロディにしたコントを放映した。動(dòng)畫(huà)共有サイト?ユーチューブにこの場(chǎng)面が投稿され、それを見(jiàn)た日本の閲覧者らから抗議が殺到したため、番組プロデューサーが5日付で、ネット上に日本語(yǔ)の謝罪文を発表した。

震災(zāi)に関連して臺(tái)灣のテレビが物議を醸した事例は、これだけではない。テレビ局?jǐn)?shù)社が合同で先月18日に放送した震災(zāi)救援チャリティー番組では、サッカー元日本代表の中田英壽氏がサイン入りシューズを慈善オークションに提供したが、著名番組プロデューサーの王偉忠（ワン?ウェイチョン）氏がその場(chǎng)でこれを落札してしまった。同氏はネット上で激しい非難を浴びることとなり、シューズは再オークションにかけられた。実はこの王氏は、このほど問(wèn)題のコントを放映した番組「全民最大黨」の総合プロデューサーでもある。記事はネットに寄せられたある臺(tái)灣人の意見(jiàn)を紹介し、「王氏が手塩にかけたはずの番組が今回は地雷を踏み、愚行に愚行を重ねた」と指摘している。

紹介された意見(jiàn)の文面では、「すでに3年以上も番組を製作し、経験豊富なはずのスタッフ陣が今回の企畫(huà)について、誰(shuí)一人として『本當(dāng)にやっていいのか？』と疑問(wèn)を抱かなかったのが不思議でならない」と綴られている。地震被害と原発の恐怖に苦しむ被災(zāi)者まで持ち出したパロディに、人への尊厳の欠如を訴え、「思いやりに欠けるユーモアはただの無(wú)情」としている。（翻訳?編集/Mathilda）