“放射能除け”便乗商品相次ぐ、4800円の石けんまで―中國

Record China    2011年4月7日(木) 16時4分

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6日、日本の原発で放射能漏れが発生したことを受け、中國で放射能除けグッズが飛ぶように売れているが、大半が単なる便乗商品だという。寫真は浙江省の小學(xué)校で行われた放射能に関する授業(yè)。

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2011年4月6日、斉魯晩報によると、日本の福島第1原子力発電所で放射能漏れ事故が発生したことを受け、ヨウ素や海藻、食塩、防護服などが飛ぶよう売れているが、実際にはまったく関係のない商品まで“放射能対策済み”を売り文句に便乗販売されているという。

その他の寫真

3日、中國國內(nèi)の大部分の地域にあたる31省?自治區(qū)?市で大気中から放射性物質(zhì)であるヨウ素131が微量ながら検出された。これにより「どうすれば放射能を防ぐことが出來るのか」と関係機関などに問い合わせる人が急増。同時に、オンラインショッピングサイトなどでは“放射能除け”をうたった無數(shù)の商品が販売されるようになった。

微粒子用マスクには「放射性物質(zhì)もシャットアウト!」の文字が付せられ、米國製ケルプサプリメントには「海藻由來のヨウ素で放射能が防げる!」とのうたい文句が。また、ハンドメイドの石けんまでが「放射性物質(zhì)の除去に、放射能除けの効果も」との売り文句で、1つ50元(約650円)と割高の値段がつけられているが、中には同様の石けんが1つ368元(約4800円)もするケースも。

さらに、北京市內(nèi)のある不動産會社は「外壁に放射能を防ぐ特殊加工を施工済み」という住宅を販売しており、ある自動車ディーラーは「納車時に放射能除けコーティングをサービス」との広告を打ち出しているという。

アモイ大學(xué)エネルギー経済研究センターの林伯強(リン?ボーチアン)主任は「これらの商品には放射能を防ぐ能力はない」と指摘し、消費者に間違った認(rèn)識を與えないように、また誤った認(rèn)識を持たないように注意を促している。(翻訳?編集/岡田)

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