2011年4月11日、上海に一時帰國した日本留學(xué)中の中國人留學(xué)生が空港で母親をナイフで刺し、重傷を負(fù)わせた事件で、警察當(dāng)局がこの留學(xué)生の精神鑑定を請求したことが分かった。地元ニュースサイト?東方網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

事件は1日、日本から上海に一時帰國した中國人留學(xué)生、汪（ワン、25）が空港で出迎えた母親（51）と學(xué)費(fèi)の仕送りの件で口論となり、預(yù)け荷物のバッグから取り出した果物ナイフで母親を刺したというもの。母親はすぐに病院に運(yùn)ばれたが、胃と脾臓が破裂するほどの重傷。右手も骨折し、刺し傷は全身9カ所に及んでいた。

汪は日本に留學(xué)して5年になるが、この間の學(xué)費(fèi)や生活費(fèi)はすべて母親からの仕送りでまかなっていた。帰國直前の3月にも2萬元（約26萬円）を振り込んだばかりだったが、汪が出迎えた母親に開口一番、「金額が少ない」と怒り出したことから口論に発展した。

汪の叔母にあたる母親の妹によると、母親は小さい頃から汪を溺愛しており、欲しいものは何でも買ってあげるなどわがまま放題に育ててきた。以前からその傍若無人な振る舞いが親戚の間でも問題視されていたという。母親は今でも息子をかばい、「日本での辛い留學(xué)生活が息子を変えてしまった」などと話している。

一方、警察當(dāng)局に現(xiàn)行犯逮捕された汪は動機(jī)について、「頭の中が真っ白になってしまった」と話している。警察は汪の精神鑑定を行う準(zhǔn)備を進(jìn)めているという。（翻訳?編集/NN）