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13日、上海に一時帰國した日本留學(xué)中の中國人留學(xué)生が空港で出迎えた母親をナイフで刺し、重傷を負(fù)わせた事件で、息子を溺愛した末に犯罪者にしてしまった母親の「中國式子育て」が物議を醸している。寫真は南京の親子。
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2011年4月13日、上海に一時帰國した日本留學(xué)中の中國人留學(xué)生が空港で出迎えた母親をナイフで刺し、重傷を負(fù)わせた事件で、息子を溺愛した末に犯罪者にしてしまった母親の「中國式子育て」が物議を醸している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。
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空港に出迎えた母親(51)を刺した汪(ワン、25)は、日本での5年間の留學(xué)費(fèi)用をすべて母親からの仕送りに頼っていた。母親の月収は約7000元(約9萬円)。息子の學(xué)費(fèi)と生活費(fèi)を捻出するのは容易ではない。それでも母親は息子に苦労させたくない一心で親戚や友人に借金を繰り返していた。
1日晩、一時帰國してきた汪は開口一番、3月に送った2萬元(約26萬円)の仕送りが「足りない」と激怒。母親が「どうしても工面できなかった」と釈明したものの聞き入れず、ついには口論に。カッとなった汪は預(yù)け荷物のバッグから果物ナイフを取り出し、母親を刺した。母親は一命を取り留めたものの、胃などが破裂するほどの重傷。
それでも母親は「息子を変えたのは日本」「あの子は良い子。私は息子を怒っていない」「息子を刑務(wù)所に入れたくない」などと息子を弁護(hù)する。息子を小さい頃から溺愛し、欲しいものは何でも與えてきた母親。以前から親戚の間でも汪のわがままぶりが問題視されていた。
事件で注目されたのが、この母親の典型的な「中國式子育て」だ。成績重視で子どもの健全な人格形成を軽視してきた中國の學(xué)校教育の責(zé)任も大きいとの指摘も上がっている。民族教育ばかりに力を注ぎ、個人としての責(zé)任感や自立心は教えない。頭でっかちで精神的に未熟なままなので、他人を思いやる気持ちも育たず人間関係も上手く築けない。
家庭でも、子どもが勉強(qiáng)に専念できる環(huán)境を與えることに親は全精神を傾ける。家事の手伝いなどもってのほか。正しい生活習(xí)慣を身につけさせる、やって良いこと悪いことの區(qū)別をつけさせる、ルールを守らせるなどの「躾」を施すことは二の次だ。一人っ子が多いため、溺愛する親も珍しくない。
こうした環(huán)境で育った子どもが成長し、海外留學(xué)して初めて社會の厳しさに直面する。自分で考え、解決する力を持たない彼らの精神的な挫折は計り知れない。警察は今、汪の精神鑑定の準(zhǔn)備を進(jìn)めているという。(翻訳?編集/NN)
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