2011年4月16日、中國青年報によると、大學(xué)生は就職難、企業(yè)は人材不足という矛盾現(xiàn)象について論じられて久しい中國だが、問題はポストの不足ではなくポストに堪えうる大卒者がいないことだという。

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記事によると、北京師範(fàn)大學(xué)校務(wù)委員會の劉川生（リウ?チュアンション）主席は、中國では向こう5年間に約7萬5000人の國際市場で活躍できる管理職の人材が必要になってくると予想されるが、その資質(zhì)を備えた學(xué)生は5000人しかいないと指摘。今後3年間で大中規(guī)模の多國籍企業(yè)が70?80萬人の人材を募集すると予想され、さらに外資系企業(yè)や有望な中國企業(yè)も加えれば求人數(shù)は200?300萬人になると予想されているという。だが劉主席は、そのような多國籍企業(yè)が欲しがる人材は30萬人にも満たないだろうと嘆く。

同主席によると、11?15年までの期間、毎年約700萬人が大學(xué)を卒業(yè)する。米中協(xié)力発展委員會の李建生（リー?ジエンション）代表は、就職難を引き起こしている原因として、多くの若者たちが小都市や田舎に行くくらいなら、大都市でワーキングプアである「漂族」や「蟻族」に甘んじるほうがいい、といった観念を挙げている。（翻訳?編集/津野尾）