2011年4月20日、中國(guó)中央ラジオ局の報(bào)道によると、中國(guó)人民銀行（中央銀行）の周小川行長(zhǎng)がこのほど、「中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高は適切なレベルを超えた」と述べた。

中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高は3月末現(xiàn)在、初めて3兆米ドルを突破。中國(guó)の貿(mào)易収支は今年第1四半期に7年ぶりの貿(mào)易赤字になったが、外貨準(zhǔn)備高の増勢(shì)に歯止めはかかっていない。

過(guò)剰な流動(dòng)性を市場(chǎng)に供給する原因になると懸念したうえで、「人民銀の業(yè)務(wù)に過(guò)大な負(fù)荷をかけている」と指摘している。ただ、海外資金の過(guò)剰流入リスクに対しては、「中國(guó)のような大國(guó)には影響がそれほど大きくない」と補(bǔ)足。すでに資本規(guī)制も設(shè)けているとも強(qiáng)調(diào)した。外貨準(zhǔn)備高の削減を視野に入れて、新しい投資ルートを整備することも検討しているという。政府系メディアの上海証券報(bào)が19日付で伝えた。

この要因としては、人民銀が元相場(chǎng)を?qū)g勢(shì)より低く保つために、大規(guī)模な為替介入を?qū)g施していることがあげられる。足元では消費(fèi)者物価指數(shù)(CPI)が高止まりするなど國(guó)內(nèi)のインフレ傾向が根強(qiáng)く、商品市況の高騰による輸入インフレの影響を緩和するため、段階的な元高を容認(rèn)する方針に変わりつつあるようだ。（翻訳?編集/JX）