2011年4月21日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)は、「一人っ子政策」の実施から30年が経ち、人口の爆発的増加は抑えられたものの、國民の全體的な素養(yǎng)が低いことが新たな課題となっていると論じた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

中國の人口は毎年800萬人前後のペースで増え続けており、人口増加への懸念がなくなったわけではない。そのうち、先天性障害児は毎年80萬?120萬人生まれている。「一人っ子政策」の実施から30年以上が経ち、人口の爆発的増加は収まったものの、國民の全體的な素養(yǎng)は低いまま。これが中國の発展と國家としての競(jìng)爭(zhēng)力に影響を及ぼしている。

1つは先天性障害児の割合が高いこと。中國先天性障害児観測(cè)センターの統(tǒng)計(jì)によると、1996?2007年、先天性障害児の出生率は増加の一途をたどっており、その數(shù)は毎年約80萬?120萬人に上った。家庭や社會(huì)の負(fù)擔(dān)は計(jì)り知れない。

労働力の質(zhì)も低い。農(nóng)村の大量の余剰労働力がせっかくの「人口ボーナス期」に水を指している狀態(tài)だ。例えば、貴州の農(nóng)村出身の趙華（ジャオ?ホワ）さん（20）は高卒後、江蘇省常州市の紡績工場(chǎng)で働いていたが、技術(shù)がないためリストラされた。本來なら労働人口としてバリバリ働き納稅してくれるはずなのに、反対に労働人口に養(yǎng)われる立場(chǎng)になってしまったのだ。

中國は長期に渡り、安価な労働力を武器に経済成長を続けてきた。だが、どんなに「世界の工場(chǎng)」と褒めそやされても世界の産業(yè)チェーンの末端であるというバツの悪さはぬぐえない。労働者の技能の低さが、人口ボーナスの経済成長への貢獻(xiàn)度を下げている。その國の競(jìng)爭(zhēng)力は労働力の數(shù)ではなく、労働者の質(zhì)で決まるのだ。（翻訳?編集/NN）