2011年4月26日、北米華字ニュースサイト?多維ニュースは、中國の移民コンサルティング企業(yè)の大多數(shù)が違法行為に手を染めていると報じた。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

最近、中國で話題となっているのが投資移民。中國招商銀行の報告書によると、1000萬元（約1億2500萬円）以上の資産を持つ富豪の60％が移民を検討している。また1億元（約12億5000萬円）以上の資産を持つ富豪の27％が実際に投資移民になっているという。

移民にあたってのハードルとなるのが、ビザの取得。中國にはビザ取得をサポートする移民コンサルティング企業(yè)が數(shù)多く存在する。カナダ紙グローブ?アンド?メールは、移民コンサルティング企業(yè)22社に対して、顧客を裝った電話取材を?qū)g施した。

電話取材で持ちかけたのは次のような條件。數(shù)百萬ドルの資産を保有しており、投資移民ビザ取得に必要な純資産160萬カナダドル（約1億3700萬円）、投資金額8萬カナダドル（約685萬円）という條件を満たすことは可能だが、財産の合法的な取得証明と過去2年以內(nèi)の企業(yè)管理職経験という條件が満たせないというもの。

ほとんどの企業(yè)が「問題はない」と回答した。うち18社にいたっては、犯罪記録や服役記録があってももみ消せるとまで話している。現(xiàn)在、中國にはこうした移民コンサルティング企業(yè)がおよそ400社存在する。うち、カナダ移民協(xié)會に登録している企業(yè)はわずか7社に過ぎない。（翻訳?編集/KT）