2011年4月23日、米紙ワシントン?ポストは「中國の高速鉄道は脫線しながら走行するのか？」と題した記事を掲載した。27日付で環(huán)球網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

コストと最高速度だけを追求するあまり安全性が軽視されているとの懸念から、日増しに拡大する中國の超近代化高速鉄道網(wǎng)に対する監(jiān)視の目はどんどん厳しくなっている。高速鉄道は中國の急速な発展の象徴だ。しかし、中國鉄道部の高官が逮捕されたことで汚職に対する調(diào)査が始まり、人々の間にこのプロジェクトの未來に対する疑問が沸き起こった。

中國の高官はかつて「中國の高速列車は世界最速」と自慢していたが、ついに先週、歐州や日本と同じ水準(zhǔn)に引き下げる意向を示した。中國鉄道部は13日、國內(nèi)を走行する高速鉄道列車の最高時(shí)速を現(xiàn)行の350kmから300km以下に抑えると表明したが、その理由は「安全性が増すため」だった。

中國財(cái)政部は先週、中國鉄道部は今年第1四半期も引き続き赤字で債務(wù)額は2760億ドルに達(dá)したと発表した。そのほとんどは中國の銀行から借りたものだ。清華大學(xué)のパトリック?ホバネツ（Patrick Chovanec）氏は「高速鉄道を建設(shè)するため、彼らはすでに大量の債務(wù)を抱えている」と指摘する。

高速鉄道の建設(shè)費(fèi)は當(dāng)初の予算を大幅に超えているが、その大部分は明るみになったばかりの汚職問題と直結(jié)しているとみられる。高速鉄道の安全性能と手抜き工事への懸念はますます深まるばかりだ。（翻訳?編集/NN）