2011年4月29日、北京晩報(bào)によれば、北京市の各病院で出産が急増している。北京大學(xué)付屬醫(yī)院では深夜のわずか3時(shí)間で9人の子供が生まれ、過(guò)去最多記録となった。

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産婦人科は北京市の病院で現(xiàn)在、最も多忙な診療科となっている。今年3月、北京婦産醫(yī)院で初診を受けた妊婦は1300人で、単月で通常比800人増の6割増となり、出産數(shù)も2008年の最多記録を2割以上も上回った。北京大學(xué)付屬病院などでも軒並み出産數(shù)が増えている。

北京婦産醫(yī)院のある看護(hù)婦は、ひと晩に7?8人の子供が生まれるのが日常的な狀態(tài)になっていると話し、「毎日出勤するたびに今日はどれほど忙しくなるのだろう」と怖じ気づくほどだと語(yǔ)る。最多記録ではわずか1日で20人が出産しており、看護(hù)婦は休日を返上して対応にあたっているという。ベッド數(shù)も不足傾向にあり、職員の控室や実習(xí)室、検査室を急きょ病室としたり、婦人科病棟などからベッドを転用する、1人部屋を2人用にするなどの措置が取られているが、この狀況は今後數(shù)カ月は続くと見(jiàn)られている。

出産が急増している背景には、1980年代に生まれた「80後」世代が出産適齢期に入ったことや1970年代に生まれた「70後」世代が出産を急いでいることと、他都市出身者が北京で出産するケースが増えたことがあると、記事は指摘している。あるデータでは、北京で出産する産婦の半數(shù)以上は市內(nèi)に住民票を置いていない。（翻訳?編集/岡田）