2011年4月29日、英フィナンシャル?タイムズの中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトは「中國(guó)とインドのもう1つの『人口競(jìng)爭(zhēng)』」と題した記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)とインド、この世界で最も人口が多い2つの國(guó)の國(guó)勢(shì)調(diào)査の結(jié)果が発表された。過(guò)去10年、中國(guó)の人口増加率は0．6％以下に抑えられたが、インドは1．8％近くと勢(shì)いが止まらない。2030年にはインドが世界一の人口を持つ國(guó)になるとみられている。だが、インドはその若い人口構(gòu)成を生かし、持続可能な経済成長(zhǎng)へと転換させることができるのだろうか？

最新の國(guó)勢(shì)調(diào)査によると、中國(guó)の昨年の総人口は約13億4000萬(wàn)人で、14億を超えるというアナリストたちの予想は外れた。一方のインドは12億を超えた。人口増加率は過(guò)去10年と比べると若干減速はしているものの、インドの人口が20年以內(nèi)に中國(guó)を抜くのは間違いないだろう。

多くの経済學(xué)者は、インドの未來(lái)は明るいと予測(cè)する。子どもと老人が少なく生産年齢人口が多い「人口ボーナス」期にあるからだ。インドの人口構(gòu)成は中國(guó)より若い。今後10年でインドの就業(yè)人口は26％増加し、若い労働者が経済発展を後押しし、貯蓄率を増やし、投資を促進(jìn)するはずだ。一方、中國(guó)は少子高齢化が進(jìn)み、労働力や貯蓄率は減少するとみられる。

だが、インドは本當(dāng)に「若さ」を生かすことができるのか？シンガポール國(guó)立大學(xué)のAmitendu Palit博士は「インドは若者を育成しきれない。そのため、何の技能も持たない若者が大量に溢れることになる。彼らは経済成長(zhǎng)を後押しするどころか、かえって負(fù)擔(dān)になるだろう」と指摘する。同博士によると、インドの労働人口は毎年新たに1280萬(wàn)人増えているが、うち約4分の1にあたる310萬(wàn)人しか育成することができない。

「その點(diǎn)、中國(guó)はインドと違い、國(guó)民を中流レベルに引き上げるための対策が進(jìn)んでおり、多くの都市で社會(huì)保障制度が整備されている」と同博士は比較する。インド人口財(cái)団のSona Sharma氏も「確かにその通り。若者にいかに十分な技能を身につけさせるか。インドにとって今後30年の大きな課題だろう。インドが抱えるプレッシャーは中國(guó)より大きい」との見(jiàn)方を示した。（翻訳?編集/NN）