2011年4月26日、カナダ紙グローブ?アンド?メールは、住宅購入制限や株式市場の低迷が続く中、急速に進(jìn)行するインフレの防衛(wèi)策として中國人消費(fèi)者が金購入に走っていると報(bào)じた。30日付で新華社通信サイトの新華網(wǎng)が伝えた。

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中國の3月の消費(fèi)者物価指數(shù)（CPI）は、前年同月比5．4％増と2年8カ月ぶりに高い水準(zhǔn)を示した。一方、高騰する不動産価格抑制のため、多くの地方政府が2軒目の住宅購入制限などの政策を?qū)毪筏皮い?。また、株式市場も低迷が続いている。

こうした狀況の中、中國人消費(fèi)者は自己防衛(wèi)のため、貴金屬、中でも金に注目し始めている。2010年の金のアクセサリーの購入量が約400トンに上るなど、中國はインドに次いで世界第2の金消費(fèi)市場となった。前年比70％を記録し、世界で最も高い成長率となっている。

金に関する広報(bào)活動を行っている國際的な非営利団體ワールド?ゴールド?カウンシルは、中國のこうした狀況は今年も継続すると予測する。同団體の極東地區(qū)擔(dān)當(dāng)者は「中國人にとって金購入は財(cái)産を殘す手段の一つとなっている」と分析する。

ニューヨーク商品取引所の金塊先物相場は先ごろ、終値で初めて1オンス1500ドル臺に乗せた。金価格高騰の主な原因はドルの下落にあるとアナリストは指摘する。しかし一方で、“金バブル”の崩壊を危懼する聲もある。

北京に住む李さんは「金は現(xiàn)在高値圏にあり購入のチャンスではない。しかし、インフレヘッジのための他の手段と比較すると、購入の可能性は排除できない」と語り、「インフレに対する恐怖感が消費(fèi)者を金購入に走らせている。誰もが資産を増やしたり目減りを防ごうと思っているが、投資の選択肢が少な過ぎるため、金を購入するのだろう」と分析している。（翻訳?編集/HA）