2011年5月4日、人民日報（海外版）によると、中國の海産物の日本向け輸出が急増している。

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浙江省にある飛日集団の工場では、作業(yè)員らが日本向けの魚の缶詰の生産を急ぐ。日本の顧客から「あるだけ買う」と言われているという。東日本大震災(zāi)による放射能汚染水の流出による海洋汚染で、日本の海産物が深刻な影響を受ける中、中國への需要が増加している。

中國の専門家らは、日本の東海岸から中國への海流は一年を通じて存在しないため、放射性物質(zhì)が中國の養(yǎng)殖産業(yè)の拠點の1つである山東省などに漂著することはない、とみている。中國の海産物の養(yǎng)殖拠點は海岸近辺に集中しており、中國沿海である渤海、黃海、東シナ海などに生息する魚介類などの捕獲にもほとんど影響はない、とする。

中國工商業(yè)連合會?水産商會の朱長良（ジュー?チャンリャン）常務(wù)副會長によると、中國企業(yè)における水産物および水産加工品の輸出急増が顕著で、日本に限らず韓國、歐米諸國などで広く中國産海産物の輸入が増加しているという。記事はその原因として、日本國內(nèi)で國內(nèi)海産物への不安感が高まっているほか、歐米などでも日本近海の海産物の輸入を停止し、中國産に切り替える動きが出ていることを挙げている。（翻訳?編集/津野尾）