2011年5月7日、新華網(wǎng)は記事「中國IT業(yè)界にバブルの不安はないのか」を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

現(xiàn)在、中國IT企業(yè)の海外上場ラッシュが続いている。動(dòng)畫共有サイト?Youkuやソーシャルネットワーキングサービス?人人網(wǎng)が上場したほか、さらに出會(huì)い系サイト?世紀(jì)佳縁や動(dòng)畫共有サイト?土豆網(wǎng)の上場も控えている。

Youkuは上場初日、138％上昇という爆発的な株高を記録した。ところが4日後にはほぼ初値にまで戻している。當(dāng)當(dāng)網(wǎng)や奇虎360も同様の値動(dòng)きを見せており、短期的な投機(jī)対象とされたことがうかがえる。また、粉飾決算や過大評価、利益モデルが不透明など中國IT企業(yè)に対する疑念の聲は絶えない。

中國IT業(yè)界が上場バブルではとの懸念も根強(qiáng)い一方で、13億人の巨大市場?中國の成長は間違いないと信じる聲もある。人人網(wǎng)の大株主でもあるベンチャー投資企業(yè)DCMは1999年から中國市場に注目。これまで28社に投資し、うち9社は上場にこぎ著けている。

DCMのデービッド氏は中國の中産階級は近年、急速に成長を続けており、その數(shù)は4億人に迫っていると指摘。中産階級だけで米國の総人口を上回る規(guī)模であり、彼らこそが中國の経済成長の原動(dòng)力だと、中國IT企業(yè)の將來に楽観的な予測を示した。（翻訳?編集/KT）