2011年5月10日、陝西省の江澤林（ジアン?ザーリン）副省長(zhǎng)は北京市で、地質(zhì)災(zāi)害の懸念がある同省南部の住民240萬(wàn)人を移住させるプロジェクトを開(kāi)始したことを明らかにした。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

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江副省長(zhǎng)は、08年の四川大地震からの復(fù)興について説明した際、長(zhǎng)期的な観點(diǎn)から、地質(zhì)災(zāi)害の発生する可能性が高い一部地域の住民の安全と財(cái)産を守ることを目的に、當(dāng)該地域の住民を移住させることを省政府が決定した、と報(bào)告した。移住対象となるのは自然災(zāi)害多発地域や貧困地域などの約60萬(wàn)世帯、約240萬(wàn)人にのぼるという。

同プロジェクトは5月6日から始まっており、11?15年にかけ2段階に分けて行われる。240萬(wàn)人という大規(guī)模な移住は、三峽ダム建設(shè)當(dāng)時(shí)の150萬(wàn)人を大きく上まわるものとなる。同副省長(zhǎng)は、移住は住民の安全を守るだけでなく、対象地域の自然環(huán)境の保護(hù)と回復(fù)にも有益だとしている。（翻訳?編集/岡田）