2011年5月12日、米誌フォーリン?ポリシーは「中國(guó)：我々のパキスタンとの関係修復(fù)に一役買(mǎi)ってくれる」と題した記事で、米國(guó)は中國(guó)とパキスタンの友好関係を利用してパキスタンとの関係を修復(fù)すべきだと論じた。新華網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

米國(guó)では國(guó)際テロ組織アルカイダ指導(dǎo)者のウサマ?ビンラディン容疑者がパキスタン國(guó)內(nèi)に潛伏していたことから、同國(guó)政府が何らかの援助を行っていたものとみて非難の聲が上がっている。これに対し、同國(guó)のギラニ首相は「ビンラディンをかくまっていない」と否定した。米國(guó)ではパキスタンへの支援を中止すべきとの聲も上がっているが、もし本當(dāng)に中止すればパキスタンは報(bào)復(fù)に出ることは間違いない。

ビンラディン容疑者の急襲時(shí)に爆破されたヘリコプターは米軍のステルスヘリだったと軍事専門(mén)家らはみているが、パキスタンは報(bào)復(fù)のため、この殘骸を友好関係にある中國(guó)に引き渡す可能性が高い。そうなれば、2?3年のうちに米國(guó)は中國(guó)が「獨(dú)自に作った」ステルスヘリを目にすることになるだろう。

では、米國(guó)がパキスタンとの関係を安定させる最も良い方法は何か？それは中國(guó)と協(xié)力することだ。オバマ大統(tǒng)領(lǐng)は今週ワシントンで開(kāi)かれる米中戦略?経済対話で中國(guó)を上手く取り込み、中國(guó)の影響力を借りてパキスタンとの関係を修復(fù)すべきだ。だが、それは両國(guó)の利害が一致しなければ長(zhǎng)続きしない。

中國(guó)はパキスタンの農(nóng)業(yè)生産率を上げ、安定した食糧の供給を得たい。一方で米國(guó)はパキスタンの経済を成長(zhǎng)させ、政治を安定させたい。そうすれば経済支援も必要なくなるし、米國(guó)に脅威も與えなくなる。そして、パキスタンも隣國(guó)のアフガニスタンのような動(dòng)亂は避けたい。オバマ政府は3者それぞれが利益を得る「ウィン?ウィン?ウィン」の関係を協(xié)調(diào)していけば良いだろう。（翻訳?編集/NN）