2011年5月15日、人民日報によると、このほど中國の溫家寶首相が昨年5月に訪問した上智大學野球部部員たちに親書を送った。これは部員たちが溫首相に書き送った寄せ書きへの返信で、「部員たちを懐かしく思う」としたためられていた。

【その他の寫真】

親書には、「上智大學の皆さん：心を込めてデザインされ、深い友情にあふれた特別な便りを受け取り、非常にうれしく思っています。皆さんの真摯な言葉と寫真の笑顔に、皆さんといっしょに野球をした楽しい光景が思い出されます。皆さんのことを懐かしく思います」と書かれていた。また便箋の左上には、スポーツウェアに身を包んだ溫首相と上智大野球部員たちが寫った記念寫真が貼られていたという。

溫首相が上智大グラウンドに姿を現(xiàn)したのは昨年5月1日の早朝、同大野球部員たちと交流したいとの溫首相を部員たちは興奮して迎えたという。溫首相はグローブをはめて部員たちとキャッチボールの練習をしたが、何度か繰り返すうちに首相の「腕」の調(diào)子が上がり、學生たちから熱烈な拍手が沸き上がった。

溫首相は07年にも京都で立命館大學の野球部を訪れ交流しており、當時身に著けたのが背番號35のユニフォームだったことから、「背番號35」の名譽部員となっているという。（翻訳?編集/津野尾）