2011年5月11日、日本に留學(xué)経験のある中國(guó)の作家?陳希我（チェン?シーウォー）氏は「日本を理解しよう、『いつも不機(jī)嫌な奧さん』にはなるな」と題した記事をブログサイト?網(wǎng)易博客に発表した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)人の日本に対する感情は複雑だ。自分たちより進(jìn)んでいることを羨ましく思う反面、元はといえば中國(guó)から文化を?qū)Wんだいわば息子のような存在がいつの間にか親を追い越し、やがて親に毆りかかって來(lái)た親不孝者だと憎んでいる面もある。だから、些細(xì)なことでも大きな民族問(wèn)題に発展するのだ。

それは、必ずしもどちらが悪いというわけでもない。例えば、中國(guó)では他人の足を踏んでも謝る習(xí)慣はない。踏んでしまったものは仕方がないからだ。だが、日本は違う。そこで、なぜ謝らないのかとケンカになる。そうなるともう止まらない。中國(guó)人は「日本人が我々を差別した！」と大騒ぎし、ついには目の前の日本人を當(dāng)時(shí)の日本兵に置きかえる。

それはまるで、夫に相手にされずいつも不機(jī)嫌な奧さんのようではないか。とにかく怒っているため、理性的な考えを持つことができない。悪いのは夫、なんて可哀そうな私、男の人なんてみんな悪者よ、謝ってちょうだい、謝らなければ仲良くしてあげない―。だが、日本を理解するためにはまず、この「不機(jī)嫌な奧さん」?fàn)顟B(tài)から脫け出すべきだろう。

例えば男同士のケンカなら、敗者は自分の力が至らなかったとあっさり負(fù)けを認(rèn)める。いつまでも傷口を見(jiàn)せつけて、「ほら、痛そうでしょう？」と同情を引くような女々しいことはしない。これを中國(guó)と日本に置き換えてみよう。果たして中國(guó)はいつまでも日本に謝罪を求めて良いのだろうか？

日本人が戦後、民主化の洗禮を受けてから隨分経つ。実は彼らの考え方は非常に平和的で、再び軍國(guó)主義になる可能性はほとんどない。當(dāng)時(shí)は天皇陛下の一聲で戦爭(zhēng)が始まったが、今は全く違う。首相でさえも簡(jiǎn)単に自衛(wèi)隊(duì)を出動(dòng)させることはできないのだ。もっとも生まれてから1度も民主制度の下で生活したことがない人には想像すらできないかもしれないが。（翻訳?編集/NN）