2011年5月19日、新華網(wǎng)によると、中國(guó)の電力不足がますます深刻になっている。多くの省で発電用石炭の備蓄不足や電力需給バランスの問(wèn)題が顕在化しており、中國(guó)電力企業(yè)連合會(huì)は17日、現(xiàn)在の電力不足は2004年以來(lái)最?lèi)櫎坤趣筏皮い?。インフレや?guó)際エネルギー資源価格の高騰も加わり、電力不足の解消が難しくなっている。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)の電力不足は海外メディアも報(bào)じるところとなっており、日本メディアも中國(guó)の電力不足は日本の數(shù)倍の規(guī)模に上り、歴史的な電力問(wèn)題に中國(guó)政府は対応に苦慮していると伝えた。今年3月から浙江省、湖南省、重慶市、貴州省などで電力供給が逼迫（ひっぱく）し始め、その後さらに狀況が拡大。夏場(chǎng)の電力不足は少なくとも3000萬(wàn)キロワットに上るとみられている。これは安徽省の2倍の電力需要に、重慶市の3倍の電力需要を加えた電力量に匹敵する。

今回の電力不足は石炭価格の上昇が主因とみられるが、エネルギー消費(fèi)の増大や経済活動(dòng)の過(guò)熱、石炭に過(guò)度に依存したエネルギー構(gòu)造、干ばつによる水不足で水力発電所の稼働が不十分になっていることなどが挙げられている。干ばつが解消されなければ、夏の電力不足は4000萬(wàn)キロワットに以上になる恐れもあるという。対応を誤れば、経済や企業(yè)活動(dòng)への影響も計(jì)り知れないものになることが懸念されている。（翻訳?編集/岡田）