2011年5月19日、経済評(píng)論家の易鵬（イー?ポン）氏は、ブログに「日本原発事故が中國の電力価格を上昇させる」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

中國では石炭による火力発電が主流だ。汚染や輸送負(fù)荷、石炭価格上昇に伴う火力発電所の赤字など弊害は大きい。今後數(shù)十年間、石炭依存を続けるならば、その負(fù)の影響は福島原発事故をも上回るものとなるだろう。

石炭による火力発電以外の発電システム開発が急務(wù)となっているが、太陽光や風(fēng)力などと比べて原子力は圧倒的な低コストを?qū)g現(xiàn)している。そのコストは石炭をも下回る水準(zhǔn)だ。ゆえに中國政府は「原発建設(shè)大躍進(jìn)」政策を続けてきたが、福島原発事故が障害となるだろう。

事故の影響で原発建設(shè)のペースは鈍化し、その分が太陽光、風(fēng)力、液化石油ガス、石油、そして石炭などでまかなわれることになる。それは発電コストの上昇を招き、最終的には末端の電力価格を上昇させることにつながる。（翻訳?編集/KT）