2018年1月15日、平昌五輪にモデル出身の女性が物理治療（理學(xué)療法）ボランティアとして參加することが話題を呼んでいたが、女性がうそをついていたことが明らかになった。韓國(guó)?ソウル新聞が伝えた。

元モデルのチョン?アユンさんは最近、ある韓國(guó)メディアに対し「物理治療の専攻を生かしてボランティアをすることになった」と述べていた。また、パラリンピックの選手らを管理しているという近況とともに「物理治療を勉強(qiáng)して本當(dāng)によかったと思う。普段からスポーツに関心があり、平昌五輪開(kāi)催が決まった時(shí)はどんな形であれ大會(huì)のために働きたいと思った。私がどう治療するかによって選手のコンディションが変わるだけに、いつも以上に集中している」と所感を伝えたとされる。

報(bào)道以降、モデル活動(dòng)の様子や理學(xué)療法士として働いている寫(xiě)真などが韓國(guó)のインターネット上で話題になり、チョンさんは一躍有名人に。その他に「2017世界平和美広報(bào)大使」やショッピングモールでのモデルとしての活動(dòng)なども注目を浴びたそうだ。

チョンさんはSNSにも自身が紹介された記事をキャプチャして掲載しており、「たくさんの関心に驚いている。このままでいいのかな？これまで通りに日常の寫(xiě)真をアップしたらいいかな？どうしよう？悩み抜いた末に、この言葉は必ず伝えたい。國(guó)家試験、いやそれ以上に一生懸命勉強(qiáng)しています。応援してください」との心情も「＃平昌＃物理治療士」のハッシュタグ付きでつづっていた。

しかし、チョンさんの平昌五輪ボランティアは真っ赤なうそだった。五輪組織委員會(huì)の関係者が同紙に対し「チョンさんのやったことは売名行為。ボランティアが関與する分野に物理治療の役割はない」とし、「チョンさんはボランティアのリストにも載っていない。組織委員會(huì)とも全く無(wú)関係な人」と明らかにしたのだ。組織委員會(huì)はチョンさんが蕓能活動(dòng)をしたくて偽の広報(bào)をしたとみており、「他のボランティアに誤解を與える可能性があるため、事実を知らせなければならないと考えた」と伝えている。

これに対し、チョンさんの所屬事務(wù)所関係者は「平昌パラリンピック選手1人の個(gè)人物理治療を擔(dān)當(dāng)しているのは事実。追ってインタビューを通じて事実関係を明らかにしようと思っていた」と釈明したとされる。

韓國(guó)のネットユーザーからは「詐欺だったの？組織委は名譽(yù)棄損で告訴すべき」「知人が物理治療をしてるからといって、その人をボランティアにすることはできない。所屬事務(wù)所の力があったから」「だとしたら、五輪選手の1人に料理を作ってあげたら私も組織委の公式コックになれるってこと？」と非難の嵐が巻き起こっている。

チョンさんに対しても「障害者を売ってまで名前を広めたかったの？」「目立ちたがり屋。でもとりあえずは成功したね」「まさかノイズマーケティング？」など皮肉るコメントが寄せられた。

一方で、近年の報(bào)道を指摘して「メディアは事実確認(rèn)もせずに記事を掲載したのか？」「うそのニュースがろくに処罰されないから『このくらいは大丈夫』という考えがまん延してる」と警鐘を鳴らす聲も上がった。（翻訳?編集/松村）