2011年5月21日、中國(guó)のブロガー?程江河（チェン?ジアンホー）氏は、「溫家寶首相はなぜ日本食品を食べたのか」と題する文章を、中國(guó)のブログサイト?鳳凰博報(bào)に掲載した。主な內(nèi)容は次の通り。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)新聞社によると、東京で21日開(kāi)かれた日中韓3カ國(guó)首脳の夕食會(huì)で、東日本大震災(zāi)の被災(zāi)地で生産された食材がテーブルに上ったという。宮城県産のアワビ、巖手県産の前沢牛、千葉県産のカマスなどだ。福島第一原発の事故を受け、多くの中國(guó)人が放射能汚染を恐れる中、なぜ溫首相は被災(zāi)地の食品を口にしたのか。理由はいくつか考えられる。

第一に、溫首相は大國(guó)の指導(dǎo)者としての風(fēng)格を示したかった?！溉毡菊瑴?zhǔn)備してくれたなら斷れない。だから安心して食べましょう」ということだ。第二に、溫首相は日本食品の安全性に信頼を置いている。日本の食品安全基準(zhǔn)は中國(guó)より厳格だ。日本人が安全性に問(wèn)題はないと太鼓判を押し、一國(guó)の指導(dǎo)者にさえ食べさせるのだ。中國(guó)の國(guó)民も安心して食べられるということである。

第三に、溫首相自ら食べることで、日本食品の安全性を中國(guó)國(guó)民に直接訴えたかった。首相が食べられるのに、なぜ一般市民が食べられないのか、というアピールだ。第四に、日本の農(nóng)産物輸入再開(kāi)へ向けた中國(guó)政府のシグナルである。溫首相が食べたのだから、輸入再開(kāi)を妨げる理由はない。

中國(guó)國(guó)民への安全性アピールと、輸入再開(kāi)へのシグナル。溫首相が被災(zāi)地の食材を食べた背景には、この二つの理由があったのだろう。（翻訳?編集/AA）