2011年5月23日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は複數(shù)の韓國メディアの報(bào)道として、北朝鮮の金正日（キム?ジョンイル）総書記が1年に3度も訪中するという異例の行動(dòng)に出たのは、経済的な困窮を緩和するためだと報(bào)じた。

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金総書記訪中のニュースは韓國のいずれのメディアもトップ扱いで報(bào)じており、その注目度の高さは東京で開催されている日中韓首脳會(huì)談を超えるほど。今のところ、韓國で報(bào)じられている金総書記の日程はこうだ。21日午後2時(shí)20分、長春を出発。瀋陽には立ち寄らず、北京方面に向かう。22日、専用列車で天津に向かう。同日晩、江蘇省の揚(yáng)州迎賓館に宿泊、ここで中國指導(dǎo)者と首脳會(huì)談を行った模様―。

首脳會(huì)談の議題は▽経済協(xié)力▽軍事協(xié)力▽食糧支援▽核問題と朝鮮半島情勢(shì)の4つとみられる。今回は晝間に活動(dòng)して夜は専用列車に乗るという強(qiáng)行軍だが、いくら専用列車の設(shè)備が良くても高齢者にはきついはず。それでも、耐えられるということは健康狀態(tài)がかなり良くなったことを示すものだ。

また、金総書記は朝鮮半島が緊張狀態(tài)に陥ると必ず中國を訪問し、「血の同盟」を米韓にアピールするとも報(bào)じられた。最近の北朝鮮は「やはり信じられる相手は中國しかいない」と痛感し、悪化が続く韓國との関係には「中國カード」が有効だと思っているようだ。今回の訪中は南北関係の突破口を探す目的もあったと思われる。

このほか、金総書記が1年に3度も訪中するという異例の行動(dòng)に出た原因は、経済的な困窮と食糧不足を緩和するためとの見方も出ている。韓國による圧力が続く中、北朝鮮は中國に頼るしかなくなっている。北朝鮮は中國の強(qiáng)力な支持を得て韓國側(cè)に圧力をかけたい考えなのだろう。これに対し、韓國メディアは韓國政府が対中外交を積極的に展開し、共同で北朝鮮に態(tài)度を改めるよう説得すべきだと報(bào)じた。（翻訳?編集/NN）