2011年5月23日、英フィナンシャル?タイムズ中國語版は、パキスタンが建國64年間で最も深刻な経済狀況に直面するなかで、軍事費(fèi)拡大を続けていると報(bào)じた。

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記事によると、パキスタンのGDP成長率は2．4％をわずかに超える水準(zhǔn)にまで落ち込み、財(cái)政赤字は日増しに拡大を続け、國際通貨基金（IMF）の支援に依存しているのが現(xiàn)狀だ。しかしそのパキスタンによる武器購入予算の増加に歯止めがかからないという。

パキスタンは米國の同盟國だが、米國よりも中國を武器供與國として重視するようになっている。パキスタンのギラニ首相は20日、北京で中國製戦闘機(jī)50機(jī)を約10億ドルで購入する契約書に署名、中國による対パキスタン海軍支援の約束もとりつけた。そのほかにも、中國によるパキスタンの発電所、ダム、核施設(shè)に対する援助も決定しており、中國側(cè)の意図が明確に読み取れる。

米國によるウサマ?ビンラディン容疑者急襲作戦によってパキスタン軍の面子はつぶされ、米パ関係が冷え込んでいる。そのパキスタンに急速に接近する中國。中國軍高官は「中パ間の（軍事）協(xié)力は、平和を促進(jìn)するため」と発言している。（翻訳?編集/津野尾）