2011年5月24日、羊城晩報は記事「銃殺刑から9年、真の容疑者が出現(xiàn)＝事件に関わった司法関係者の多くは昇進(jìn)」を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

1996年、フフホト市の公衆(zhòng)トイレで、女性の強(qiáng)姦殺人事件があった。捜査の末、18歳の青年が犯人とされ、銃殺刑に処された。ところがそれから9年後の2005年、真犯人を名乗る人間が登場している。

その男の名は趙志紅（ジャオ?ジーホン）。殺人事件9件を犯した容疑で逮捕された。取り調(diào)べを受けた趙は1996年の殺人は自身の手によるものだったと自ら供述している。だが、1996年の事件の捜査を擔(dān)當(dāng)したフフホト市新城區(qū)の馮志明（フォン?ジーミン）副局長は一切、対応することがなかった。

真犯人登場から6年、再びこの問題が取りざたされたのは、マイクロブログでのつぶやきだった。告発した朱順忠（ジュー?シュンジョン）氏は、馮副局長が再び昇進(jìn)するとの情報を知り、問題を提起したという。

冤罪事件とその後のもみ消し、そして指揮した警察官の昇進(jìn)。この問題はネットユーザーの注目を集めた。過ちを犯した馮副局長が昇進(jìn)を重ねていることから、過ちがあった場合は昇進(jìn)をストップさせる人事評価制度の導(dǎo)入が必要だとの意見も寄せられた。（翻訳?編集/KT）