2011年5月25日、中國(guó)は今夏、全國(guó)的に3000萬(wàn)キロワットもの電力が不足する見(jiàn)通しだが、実は東北、西北、內(nèi)モンゴルでは逆に3000萬(wàn)キロワットが供給過(guò)多の狀態(tài)だ。送電網(wǎng)の整備が進(jìn)んでいないため足りない地域に電力が送れず、電力の不均衡が生じている。経済參考報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

國(guó)家電網(wǎng)公司営業(yè)部の蘇勝新（スー?ションシン）主任は、電力の不均衡を解消するため、早急に特別高圧線の整備を行い、「西電東送」（西部の電力を東部に送る）の規(guī)模を拡大すべきと指摘する。少なくとも來(lái)年中にある程度の規(guī)模の特別高圧線を敷設(shè)できれば、2014年には今のような深刻な電力不足も解消されるという。

だが、送電も一筋縄にはいかないと業(yè)界関係者はみている。例えば內(nèi)モンゴル自治區(qū)の電力を管轄する蒙西電網(wǎng)は、送電先の國(guó)家電網(wǎng)や南方電網(wǎng)とは別會(huì)社であるため、料金決定の際に大きな発言権を持つ。今後、利益絡(luò)みの衝突が起きるのは避けられないとみられる。

技術(shù)的な問(wèn)題も長(zhǎng)い間、他省への送電の大きな障害となってきた。特別高圧線を採(cǎi)用するかどうかについても、業(yè)界內(nèi)ではすでに5?6年も議論が続いている。その原因は、特別高圧線の敷設(shè)には莫大（ばくだい）な予算が必要になるからだ。このため、現(xiàn)地の火力発電に使う石炭を運(yùn)んだ方がよいという聲も出ている。（翻訳?編集/NN）