2011年5月26日、中國(guó)各地の人民代表大會(huì)（地方議會(huì)に相當(dāng)）の代表選挙に、黨の後ろ盾のない個(gè)人での立候補(bǔ)が相次いでいる。米華字サイト?多維新聞が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

著名な作家で社會(huì)問(wèn)題への辛口コメントでも有名な李承鵬（リー?チョンポン）氏が25日、マイクロブログ上で人民代表大會(huì)代表への立候補(bǔ)を表明し、ネット上をにぎわせている。中國(guó)では先日、江西省新余市で代表選への立候補(bǔ)を表明した元工員の女性、劉萍（リウ?ピン）氏が地元當(dāng)局に「選挙の破壊」「公共秩序のかく亂」などを理由に拘束される事態(tài)が起きたばかり。それでも、李氏のほか、上海、北京、杭州などでも立候補(bǔ)が相次いだ。

李氏は「選挙區(qū)民の法的権利を守るため、政府を監(jiān)督し、社會(huì)を動(dòng)かす」と決意表明した。橫暴な行為がしばしば問(wèn)題になっている「城管」（都市管理職員）を誤って刺殺し、死刑判決を受けた元露天商?夏俊峰（シア?ジュンフォン）氏の妻、張晶（ジャン?ジン）さんはマイクロブログで「李氏は息子のために10萬(wàn)元（約124萬(wàn)円）を寄付してくれた」と明かし、後押しする。

北京で立候補(bǔ)した呉丹紅（ウー?ダンホン）氏は中國(guó)政法大學(xué)の副教授。呉氏もマイクロブログで「國(guó)民の生活を第一に考えたい。中國(guó)の民主法治の進(jìn)展に微力ながらお役に立ちたい」との考えを示した。上海で立候補(bǔ)した夏商（シア?シャン）氏も「有権者のために働きたい」と訴える。

杭州で立候補(bǔ)した梁永春（リアン?ヨンチュン）氏も「より多くの民衆(zhòng)の権利意識(shí)を呼び覚ますために立候補(bǔ)した。誰(shuí)にでも參政権があることを知ってもらいたい。1人1人の選挙権は神聖不可侵だ」と呼び掛けている。

人民代表大會(huì)は単に承認(rèn)のハンコを押すだけの「ラバースタンプ」や「表決マシン」などと揶揄されてきたが、最近は多くの精鋭たちがその「マシン」內(nèi)部に深く入り込むことにより、わずかでも影響力を発揮できることと考えるようになった。

こうした?jī)A向にネット上では、地元農(nóng)民のうっぷん晴らしが原因とみられている江西省撫州市の政府関連ビル付近で起きた連続爆破事件と関連付け、「事件の再発を防ぐための最良の解毒薬だ。國(guó)民に発言する場(chǎng)所があれば、あのような事件は起きなかった」と歓迎する聲が上がっている。（翻訳?編集/NN）