2011年5月26日、英紙デイリー?テレグラフは、中國で犯罪者を収容する労働改造農(nóng)場で、受刑者に強(qiáng)制的にオンラインゲームをさせ、看守がその獲得點(diǎn)數(shù)に応じた額面の現(xiàn)金に換金するという「打金」という行為が橫行していると報(bào)じた。中國?環(huán)球時(shí)報(bào)が30日付で伝えた。

【その他の寫真】

人気のリアルタイムRPG「World of Warcraft」（魔獣世界）などはそのゲームの性質(zhì)上、プレイ時(shí)間を割かないとポイントが累積していかない。このポイントを他人に委譲することは違法なのだが、現(xiàn)狀としては、途上國のユーザーが無數(shù)の敵キャラを倒すという単純作業(yè)を繰り返してせっせと蓄積したポイントを先進(jìn)國のプレイヤーに販売するのが常態(tài)化している。この行為は「打金」と呼ばれており、売り手は現(xiàn)実世界の現(xiàn)金を報(bào)酬として手に入れることができる。

黒竜江省の労働改造農(nóng)場に収容されているある受刑者が英紙ガーディアンの取材に応じ、語ったところによると、12時(shí)間交代で運(yùn)営されている300人のオンラインゲーム隊(duì)は1日1人當(dāng)たり5000?6000元（約6萬2000?7萬5000円）の現(xiàn)金を稼ぎ出すという。ただし、ノルマを達(dá)成しなかった場合には體罰が待っている。

これに対し、省內(nèi)の労働改造所に勤める人物は「そんなことは聞いたことがない」と反論する。収容者には外部との連絡(luò)を許可していないので、オンラインゲームを使用させるなどもってのほかだという。

中國インターネット情報(bào)センターによると、08年に中國で「打金」を通じて発生した取引は12億ポンド（約1600億円）にのぼる。世界の「打金」プレイヤーの8割は中國人で、うち10萬人はこれを“本職”にしているという。(翻訳?編集/愛玉)