2011年5月31日、中國共産黨機(jī)関紙?人民日報(bào)（電子版）は、中國の電気メーターの75％に回転速度が速まるよう細(xì)工してあることが判明したと報(bào)じた。以下はその內(nèi)容。

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広州紙?羊城晩報(bào)が報(bào)じた「中國では2年間で27億4000萬元（約343億円）もの電気代が不正に徴収されていた」との記事が波紋を呼んでいるが、一體どのように不正が行われていたのだろうか？

國家技術(shù)監(jiān)督局が全國17省の企業(yè)で生産された34種類の電気メーターを調(diào)べたところ、うち75％に回転速度が速まるよう細(xì)工がしてあった。実際に家庭で使われている電気メーターでは、10％ほど速まるようになっているものが大半だった。中には28％というものもあった。つまり、電力會(huì)社は市民から10％?28％も多く電気代を徴収していたことになる。

國の規(guī)定では電気メーターの誤差は2％以內(nèi)でないと合格品にはならないが、今回判明した“誤差”は電力會(huì)社の指示であることがメーカー側(cè)の証言で明らかになった。電気代を不正に多く徴収するため、回転速度を速めるよう言われていたという。しかも、その速度は速ければ速いほど良く、従わなければ「不合格品」にされてしまうということだった。

電力會(huì)社は電気事業(yè)に関するすべてを獨(dú)占しているだけでなく、メーターの検査?検定、取り付けまでも一手に擔(dān)っている。これが、不正発覚がはびこる溫床になっているといえよう。（翻訳?編集/NN）