2011年6月8日、輸入ゴム価格の高騰が、外資ブランドの勢(shì)力に押される中國タイヤメーカーに二重の圧力を加えている。各社は今年に入って數(shù)回の値上げを行っているが、原料高によるコスト増加を相殺できていない。中國のタイヤ業(yè)界は昨年の赤字率が20％を超えたが、今年は半數(shù)以上の企業(yè)が赤字に陥ると予想されている。7日付稅関統(tǒng)計(jì)資訊網(wǎng)が伝えた。

稅関統(tǒng)計(jì)によると、広東省の1?3月の天然ゴム輸入額は前年同期比35．1％増の9378萬ドルに拡大した。平均輸入価格は1トン當(dāng)たり3757ドルと、71．3％も上昇。中國やインドを始めとする新興國の天然ゴム需要増が、世界の天然ゴム価格を上昇させている。

中國の1?3月の新車販売臺(tái)數(shù)は前年同期比8．08％増の498萬臺(tái)となり、増加率は前年同期と比べて縮小したが、中國自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)は新車販売は通年で10?15％の伸びを維持すると予測(cè)している。こうした狀況下、今年の中國の天然ゴム消費(fèi)量は前年比6．03％増の350萬トンに達(dá)する見通し。インドでも100萬トンの消費(fèi)が予想され、そのうち11萬トンを輸入に頼るとみられている。

もっとも1?3月の中國の天然ゴム輸入量は2萬5000トンと前年同期比で21．1％減少した。コスト高を受けてタイヤメーカーが減産や生産停止を計(jì)畫し始めたことが背景にある。（翻訳?編集/JX）