2011年6月7日、英公共放送BBC（電子版中國(guó)語(yǔ)サイト）は、高級(jí)車や高級(jí)ブランドの服飾品を買い求める中國(guó)人には「高級(jí)品を買える人間＝有能な人物」という共通意識(shí)が存在すると報(bào)道。彼らにとって高級(jí)品を持つことは、他人から賞賛と憧れの目で見(jiàn)られるための手段になっているという。9日付で新華網(wǎng)が伝えた。

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北京市最大の中古車市場(chǎng)には一般市民にも手が屆く価格層の1萬(wàn)ドル以下の軽自動(dòng)車が並び、連日多くの消費(fèi)者でにぎわっている。その一角には、人々の目を釘付けにするフェラーリやベントレー、ポルシェなどの高級(jí)外車のショールームが。共産主義一色だった數(shù)十年前の中國(guó)では、こうした「富の象徴」は嫌悪と迫害の的であった。しかし、資産100萬(wàn)ドル以上の富裕層が100萬(wàn)世帯を超えた今では、富は逆に尊敬の対象に変化した。

中國(guó)の長(zhǎng)者番付の創(chuàng)始者で英國(guó)人アナリストのルパート?フーゲワーフ氏も「この15年間で中國(guó)人の金持ちに対する見(jiàn)方が変わった」と指摘。金持ちの実業(yè)家は「仕事熱心でやり手の実力者」として人々の尊敬を集めるようになり、金持ちと結(jié)婚する方法を?qū)Wぶ講座には若い女性が詰めかけている。だが、金を稼げる人間が成功者とみなされる今の中國(guó)では、貧富の差は広がるばかり。ある富裕層は「政府は毎年、國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の成長(zhǎng)にばかり力を入れているが、一般國(guó)民の生活水準(zhǔn)はそれほど良くなってはいない」と話していた。（翻訳?編集/本郷）