2011年6月12日、中國(guó)人ブロガー、汪華斌（ワン?ホアビン）氏は「外國(guó)人はなぜそれでも臺(tái)灣の食品を信用するのか？」と題した記事を中國(guó)のブログサイト?新浪博客に掲載した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

臺(tái)灣の可塑剤事件を受け、我々は臺(tái)灣食品にかなり敏感になり、それはもはや危険の代名詞ともなっている。ところが、外國(guó)の友人と話をしてみると、彼らの中國(guó)の商品に対する評(píng)価と臺(tái)灣の商品に対する評(píng)価はかなり違うことが分かった。臺(tái)灣の商品は信用できるが、中國(guó)の商品は道端で売っているような代物だというのだ。

臺(tái)灣の食品に至っては、それが安全の代名詞になっている。それに対し、中國(guó)の食品には「ニセモノ」「劣悪」といったイメージしかないようだ。その理由は何なのか、筆者はずっと疑問に思ってきたが、可塑剤事件がついにその答えを教えてくれた。それは事件に対する処理の仕方が大きく違っていたのだ。

例えば、「痩肉精（塩酸クレンブテロール）」事件に対する中國(guó)の地方政府の対応は、一部の業(yè)者による滅多にない行為、メディアが些細(xì)なことを大げさに取り上げただけといったことを強(qiáng)調(diào)するのみ。ところが、可塑剤事件後の臺(tái)灣の馬英九（マー?インジウ）総統(tǒng)は「必ず真相を明らかにして厳罰に処す」と強(qiáng)調(diào)?！甘录吓_(tái)灣のイメージに傷を付けたが、誠(chéng)意こそが最上の方策だ」と述べた。

可塑剤事件が発生すると、馬総統(tǒng)はすぐさま「內(nèi)部の恥が外に出るのを恐れてはならない。どんなに醜い狀態(tài)でも真実を報(bào)告しなければならない」と明言。政府に対し、▽衛(wèi)生當(dāng)局が積極的に真実を明らかにする▽直ちに関連商品の処理を行う▽事件の捜査、処理に協(xié)力する▽真実を公開すること。それが民衆(zhòng)の信頼を得ることになる―と指示した。

馬総統(tǒng)は言った?！甘长伟踩芾恧讼攵ㄍ猡螔iけ穴があった。今は問題がなくても常に未然に防がなければならない」と。それに比べ、我々の當(dāng)局は多數(shù)の乳幼児が健康被害を受けたメラミン入り粉ミルク事件に対しても「これは業(yè)界の暗黙のルール」と言い張るばかりだった。どちらが人民の健康を第一に考えているかは明白だ。

馬総統(tǒng)は可塑剤事件をすぐに世界保健機(jī)関（WHO）に報(bào)告した。これこそが透明化というものだ。それにより國(guó)際イメージに傷は付いたが、世界中の人々の稱賛を受けた。他人の健康をいたわれる政府による管理であれば、誰(shuí)もが安心することができる。筆者は臺(tái)灣の可塑剤事件を通じ、臺(tái)灣の食の安全は「良心」の現(xiàn)れであることが分かった。だからこそ、人々の心をつかむことができるのだ。（翻訳?編集/NN）