2011年6月14日、香港出身の政治學(xué)者、林泉忠（りん?せんちゅう）氏は「日本は3度目の復(fù)興を果たすのか？」と題した記事を中國のブログサイト?鳳凰博報(bào)に発表した。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫真】

日本が未曽有の大震災(zāi)に見舞われてから3カ月がたった。この間、國際世論は震災(zāi)後の日本について、悲観論と楽観論が二分した。本文では主に楽観論を展開していきたい。世界でも類を見ない民族性を持つ日本人がこれで終わりになるわけがないからだ。この民族は挫折が大きければ大きいほど奮起する。彼らにとっては「亡國」の危機(jī)に面した時(shí)こそ、再び臺(tái)頭するチャンスなのだ。

事実、過去半世紀(jì)を振り返ると、日本は2度も大きな危機(jī)から復(fù)興している?！竿鰢工藶l（ひん）した東方の島國は不屈の精神を発揮し、わずかな期間で危機(jī)を乗り越え、世界の一流國の仲間入りを果たしたのだ。また、今回の震災(zāi)では日本人の自己管理能力の高さに世界中が驚かされた。史上まれにみる災(zāi)害を前にしても秩序を崩さない日本人の姿が世界中に無言のメッセージを伝えた。「この民族は必ず3度目の復(fù)興を果たす！」と。

だが、日本は「滅亡」に向かってはいないものの、黙っていても復(fù)興を遂げるというわけでもない。明治時(shí)代や戦後初期とは置かれている環(huán)境が違うからだ。當(dāng)時(shí)と違い、今はアジア経済の中心が日本から中國へと移行している。日本がなぜ「失われた20年」に陥ったのか。それは時(shí)代の変化に順応できず、國際化が遅れ、「保守」に回ってしまったからだ。

菅直人首相は震災(zāi)前、日本は3度目の「開國」を迎えると宣言した。筆者は日本がこの苦境から脫するには、內(nèi)向きで保守的な古い思想を変えられるかどうかにかかっていると考える。日本は今回の震災(zāi)で落ちぶれることはないが、地震と津波の衝撃が日本に新たな思想をもたらすかどうか、もう少し観察していきたいと思う。（翻訳?編集/NN）