2011年6月15日、中國國務院は內モンゴル自治區(qū)各地で起きた抗議デモを受け、同自治區(qū)の経済発展を促進するための8つの措置を提案した。英BBC放送の中國語版ウェブサイトが伝えた。

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內モンゴル自治區(qū)では5月10日、シリンゴル盟のモンゴル族の遊牧民が石炭運搬トラックにひき殺される事件が発生。これを引き金に大規(guī)模な抗議デモが続いた。15日に北京で開かれた國務院常務會議では、デモについては取り上げられなかったが、同自治區(qū)の経済?社會を「より良く、より速く」発展させるべきだとの意見が上がった。

國務院が提案した8つの措置は以下の通り。

1）生態(tài)建設と環(huán)境保護の全面的な推進

2）交通、水利、送電、情報ネットワークなどインフラ建設の強化

3）牧畜業(yè)の発展方式を転換させ、農業(yè)の近代化の水準を引き上げる

4）近代産業(yè)を多元化させるシステムの構築、伝統産業(yè)の高度化

5）都市部と農村部の調和のとれた発展を統括?推進する、低所得者の支援を強化

6）雇用の拡大、社會保障制度の整備、教育?醫(yī)療?文化?スポーツなど社會事業(yè)の発展

7）改革を深化させ、開放レベルを引き上げる

8）民族の団結を強化させ、國境周辺の安定を維持する

これに対し、同自治區(qū)のバートル主席は「內モンゴルの草原の生態(tài)保護は『民生への配慮をさらに強化した』新たな発展時期に入った」と述べた。（翻訳?編集/NN）