2011年6月16日、南シナ海での主権爭(zhēng)いが激化する中、中國(guó)が大型巡視船「海巡31號(hào)」を広東省から南シナ海経由でシンガポールに派遣した。英BBC放送の中國(guó)語(yǔ)版ウェブサイトが伝えた。

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中國(guó)メディアは、「海巡31號(hào)」が南シナ海の通航の秩序や中國(guó)の油田掘削作業(yè)の監(jiān)視を行い、中國(guó)の主権と海洋権益を維持すると報(bào)じた。中國(guó)領(lǐng)海で航行、停泊、作業(yè)する外國(guó)籍の船に対しては重點(diǎn)的に検査を行うという。また、AP通信によると、以前同じような中國(guó)の巡視船が南シナ海を巡航した際、米國(guó)の海軍観測(cè)船を含む外國(guó)船に妨害行為を行ったと指摘されている。

「海巡31號(hào)」は全長(zhǎng)112メートル、3000トンで、ヘリコプターの発著も可能。海外を訪問(wèn)するのは初めてで、シンガポールには6日間停泊し、海事監(jiān)視や海上救助、海賊の取り締まりなどで交流を図るという。（翻訳?編集/NN）