2011年6月15日、香港紙?明報(bào)は南シナ海の領(lǐng)有権をめぐり緊迫する中國(guó)とベトナムの関係について「一觸即発の狀態(tài)だが、戦闘には至らない」と分析した。シンガポール華字紙?聯(lián)合早報(bào)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

最近の南シナ海の緊迫情勢(shì)について「中越両國(guó)の軍事衝突は免れない」とする意見(jiàn)がインターネット上にあふれている。だが、中越両國(guó)の國(guó)力と海軍の実力を比較すると両者には著しい差があり、実際に衝突することは考えにくい。中國(guó)がベトナムを懲らしめる方法は軍事行動(dòng)のほかにもたくさんある。ベトナムの外貨準(zhǔn)備高はわずか136億ドルだが、中國(guó)の外貨準(zhǔn)備高は3兆ドルを超えており、両國(guó)の経済力の差は歴然。軍事的には、中國(guó)は南シナ海艦隊(duì)だけでベトナム海軍全體の軍事力をはるかにしのいでおり、戦わずとも勝敗の行方は明らかだ。

経済は悪化し、政治は危機(jī)的狀況にあるベトナムは今、南シナ海の石油を手に入れようと必死だ。さらに、國(guó)民の視線を南シナ海に向けさせ、同時(shí)に民族感情をあおることで國(guó)內(nèi)の矛盾を緩和しようとしている。こうしたベトナムの國(guó)內(nèi)事情を理解している中國(guó)は、ベトナムが実施した沖合40kmでの実弾演習(xí)に対して大人の対応を示しているが、南シナ海そのものについては一歩も譲る気はないようだ。（翻訳?編集/本郷）