2011年6月19日、中國の長江上流にあたる金沙江で、4カ所の大型水力発電所の建設(shè)がピッチを上げていることがわかった。中國長江三峽集団が同日、北京で発表した。中國新聞社の報(bào)道。

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建設(shè)地となっているのは渓洛渡、向家[土貝]、烏東徳、白鶴灘の4カ所で、その設(shè)備容量は合計(jì)約4300萬kW、年間発電量は約1900億kWhとなる。これは三峽ダムの約2倍の規(guī)模で、電力不足の東部に西部から送電する國家プロジェクト「西電東送」の基幹ともなる重要な電源だ。中國長江三峽集団は02年、この4カ所の建設(shè)について政府の批準(zhǔn)を得ている。

金沙江の流域面積は47．32平方キロメートルで、長江全流域の26％を占める。水量が豊かなうえに安定しており、中國全土でも水力エネルギーが最も充実した河川流である。

渓洛渡水力発電所は05年に起工し、13年には運(yùn)用を開始する。設(shè)備容量は約1386萬kWで、全國2位、世界で3位の規(guī)模となる予定。向家[土貝]水力発電所は06年に起工し、12年に運(yùn)用開始。設(shè)備容量は約640萬kWとなる。続いて烏東徳、白鶴灘の2カ所でも建設(shè)を急ぐ。昨年、中國國家発展改革委員會(huì)が2カ所の前期建設(shè)プロジェクトについて批準(zhǔn)したばかり。(翻訳?編集/愛玉)