2011年6月19日、スペイン紙ABCは「愛(ài)人の街」と題した記事で、香港との境にある広東省深セン市の皇崗エリアには數(shù)千人の愛(ài)人が住んでいると報(bào)じた。22日付で新華網(wǎng)が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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香港に隣接する中國(guó)の南方都市、深センの街にそびえ立つ30階建てビルの傍らに香港ナンバーの車が10數(shù)臺(tái)停まっている。週末の午後、皇崗エリアではこうした光景は全く珍しくない。ここは數(shù)千人の「愛(ài)人」が住んでいることで有名な場(chǎng)所だ。深センで愛(ài)人を囲っている人の大半は香港のビジネスマンや中流階級(jí)の事務(wù)員など。香港からイミグレーションを通って深センまで、わずかな時(shí)間で來(lái)ることができる。

70年代末、深センはまだ小さな漁村だった。それが、高層ビルが立ち並び、高速道路が開(kāi)通し、工業(yè)と技術(shù)が発達(dá)した大都市へと生まれ変わる。そして、中國(guó)各地から1000萬(wàn)もの人がチャンスをつかみにやってきた。これら移民の多くは河南、湖北、安徽、四川など貧しい省の出身。さらに経済が発展してくると、毎年何千という農(nóng)村の若い女性が押し寄せた。

彼女たちの目的は仕事を探すことではない。養(yǎng)ってくれる人を探すことだ。愛(ài)人を囲うことは中國(guó)封建社會(huì)の名殘。當(dāng)時(shí)は社會(huì)的地位の象徴として2號(hào)、3號(hào)を囲う伝統(tǒng)があった。だが、こうした現(xiàn)象は香港人の夫婦関係に亀裂をもたらす大きな原因となっている。そればかりか、合法的な権利を求めてデモ行進(jìn)する愛(ài)人まで現(xiàn)れた。

30歳の紅（ホン）さんは貧しい村の出身。兄弟7人が木製の狹いベッドで寢起きする生活だった。今は自分より一回りも年上の香港人の愛(ài)人をしている。男性は肥満體形でハゲ頭、足が少々不自由で事務(wù)員の仕事をしており、決して金持ちではないが、彼女が9年前に70平米のマンションを購(gòu)入するのに十分な「お手當(dāng)」は出している。

これは雙方にとって公平な取引だといえよう。紅さんも美人ではないからだ。だが、紅さんは男性にとても盡くし、5年前には息子を出産。男性は毎月數(shù)千元を生活費(fèi)と養(yǎng)育費(fèi)として紅さんに払い、退職金も全額紅さんに渡すことを約束している。もちろん、香港の妻と子どもはこのことを何も知らない。（翻訳?編集/NN）