三峽ダムの影響で稚魚生息數(shù)が50分の1以下に=回復のため新たな取り組みも―中國

Record China    2011年6月26日(日) 15時2分

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23日、経済観察報は、長江で淡水魚の稚魚が激減していると報じた。三峽ダムの影響と見られている。三峽ダムの貯水開始前と比較すると、稚魚の生息數(shù)はわずか1.7%にまで減少したという。寫真は07年6月、湖北省武漢市で行われた稚魚の放流活動。

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2011年6月23日、経済観察報は、長江で淡水魚の稚魚が激減していると報じた。三峽ダムの影響と見られている。

その他の寫真

報告書「長江三峽工程生態(tài)?環(huán)境観測公報2010」によると、2009年5?7月に三峽ダム下流の利江區(qū)域で観測された主要淡水魚の稚魚生息數(shù)は4200萬尾。前年から76.9%減少した。三峽ダム貯水前(1997?2002年)と比較すると、生息數(shù)はわずか1.7%にまで落ち込んでいる。

中國農(nóng)業(yè)部長江漁業(yè)資源委員會弁公室の趙依民(ジャオ?イーミン)主任によると、三峽ダムの影響で水利條件、水質(zhì)條件が変わったことが要因だという。ダムの影響を少しでも緩和しようと新たな試みも始められた。

6月16日からの6日間、中國水利部は三峽ダムに放水漁を増加させるよう指示した。自然の増水期を再現(xiàn)することで、魚に産卵期が到來したとのシグナルを送ろうという試みだ。もっとも、三峽ダム以外にも長江では次々と大型ダムの建設(shè)が予定されているだけに厳しい狀況は続くと趙主任は認めている。(翻訳?編集/KT)

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