2011年6月26日、シンガポール國(guó)立大學(xué)東アジア研究所の鄭永年（ジョン?ヨンニエン）所長(zhǎng)は、中國(guó)で資産の海外流出が加速しており、経済発展にも影響を與えかねないと指摘した。中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

鄭所長(zhǎng)は北京で開(kāi)催された第2回グローバル?シンクタンク?サミットで、中國(guó)は改革開(kāi)放以降、多くの富を生み出してきたが、それを保護(hù)できていないと語(yǔ)った。「中國(guó)の多くの企業(yè)家、特に民間企業(yè)の企業(yè)家が國(guó)外に移住しているが、これは不正常な現(xiàn)象だ」とし、企業(yè)家は経済発展の主體であり、大量の企業(yè)家の海外移住は資産の流出を招くだけでなく、中國(guó)経済の発展にも影響を與えると指摘した。

招商銀行と米コンサルティング會(huì)社ベイン?アンド?カンパニーが今年共同で発表した「中國(guó)個(gè)人資産レポート」によると、中國(guó)で1000萬(wàn)元（約1億2500萬(wàn)円）以上の投資可能資産を持つ富豪のうち、60％近くが投資移民ビザをすでに取得したか、これから取得を検討すると答えた。1億元（約12億5000萬(wàn)円）以上の富豪では、約27％が投資移民として海外移住を果たしている。

2008年の金融危機(jī)以降、中國(guó)の資産流出は勢(shì)いを増している。鄭所長(zhǎng)はその原因として中國(guó)のマクロ経済環(huán)境の変化を挙げ、國(guó)有企業(yè)の拡張が速すぎることが中小企業(yè)の生存空間を押さえつけたと分析。資産の海外流出を防ぐことが中國(guó)政府の重要な課題だと指摘した。

また、アナリストは、中國(guó)の富裕層の大規(guī)模な海外移住は中國(guó)の不健全な法制度や教育の遅れ、不完全な社會(huì)保障制度などと関係があると分析。企業(yè)家にとっては経営環(huán)境の悪化や先行き不透明な未來(lái)への不安、安心感の欠如などが原因になっていると指摘した。（翻訳?編集/TH）