2011年6月26日、北京と上海を結(jié)ぶ「京滬高速鉄道」が間もなく開通する。だが、中國の高速鉄道の乗車率は低く、ひどい赤字経営であることは誰もが知っている事実。世界で唯一の黒字を誇る高速鉄道、日本の東海道新幹線とはどんな點(diǎn)が違うのか？浙江在線が伝えた。以下はその內(nèi)容。

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東海道新幹線は世界の高速鉄道史上、とても真似することができない模範(fàn)例だ。世界初の高速鉄道で、開業(yè)から46年間、無事故というのは普通では考えられない。さらに驚くべきは1964年の開業(yè)後、3年目には黒字となり、7年目には投資を全額回収している點(diǎn)だ。10年間の累計(jì)利潤は6600億円に達(dá)するという。

このような「神話」は東海道新幹線以外、どこも達(dá)成していない。世界では中國、日本、フランス、ドイツなど17カ國?地域で計(jì)1萬4000キロの高速鉄道が営業(yè)しているが、どこもひどい赤字の狀態(tài)。日本でも、東海道新幹線の後に誕生した山陽、東北、上越、北陸、九州の各新幹線はいずれも赤字を計(jì)上している。

東海道新幹線がこれほど素晴らしい成果を収めているのは、乗車率の向上に全力を上げているからだ。開業(yè)當(dāng)初は1日あたりの旅客輸送量は延べ6萬人だったのが、10年後は延べ30萬人、現(xiàn)在は延べ36萬人、年間1億2000萬人を記録している。これは高速道路10本分の輸送量にあたる。

中國でもすでに5本の高速鉄道が営業(yè)しているが、乗車率の確保が「永遠(yuǎn)の頭痛のタネ」。人口は多いのに高速鉄道に乗る人は少ない。これは中國社會の発展レベルとも深い関わりがあるといえる。中國の高速鉄道は世界一の速度を誇るが、1人あたりの國內(nèi)総生産（GDP）は世界100位にも入っていない。運(yùn)賃が高すぎて乗れない人が大勢いるというのが本當(dāng)のところだろう。（翻訳?編集/NN）