2011年6月27日、環(huán)球時(shí)報(bào)は社説「中國社會(huì)は全面的に信頼を失っている」を掲載した。

【その他の寫真】

中國の慈善機(jī)関に今、厳しい目が向けられている。そのきっかけとなったのは中國ネット界を揺るがす一大炎上事件となった郭美美BABY問題。郭美美BABYと名乗る若い女性が、豪華な家、無數(shù)のブランド品、高級車などを持つゴージャスな暮らしをマイクロブログで紹介していたが、プロフィール欄に中國赤十字會(huì)商會(huì)総経理とあったことから、寄付金を橫領(lǐng)したものではと疑われた。

そしてテレビ番組の司會(huì)者?楊瀾（ヤン?ラン）の発がん洗剤問題?！钢袊衰互猊握kの第一人者」として知られる王海（ワン?ハイ）氏がマイクロブログで、楊瀾がCMキャラクターを務(wù)めている洗剤には発がん性物質(zhì)が含まれているとつぶやき、大騒ぎとなった。すでに王氏は発言を撤回したが、慈善活動(dòng)に熱心で高潔という楊瀾のイメージは大きく傷ついた。

これらの問題が示しているのは中國社會(huì)の信頼の低下だ。誰もが強(qiáng)い猜疑心を持っている。赤十字は郭美美とは無関係だと再三表明しているが、いまだに理解を得られていない。透明性が低い運(yùn)営を続けてきた代償を今、支払っている。

巨大な中國社會(huì)には無數(shù)の穴が開いている。先進(jìn)國の基準(zhǔn)ではかれば、すべてが不合格になるかもしれない。中國は自己改造を続ける必要はあるが、それを監(jiān)視する世論は極端すぎるものであったり、非合理的なものであってはならない。

中國は前進(jìn)し悪弊を改めなければならない。それを監(jiān)視する世論には厳しさの一方で、寛容さも求められるであろう。（翻訳?編集/KT）