2011年6月29日、アラブ諸國(guó)を中心とした一連の民主化運(yùn)動(dòng)で通稱“ジャスミン革命”が中國(guó)にも一部波及した問(wèn)題で、その発起人とされる人物がすでに特定され、帰國(guó)を禁じられていることが分かった。香港紙アップルデイリー(蘋果日?qǐng)?bào))の報(bào)道。

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中國(guó)版ジャスミン革命の発起人の1人は米國(guó)留學(xué)中の學(xué)生で、通稱「花哥(フアゴー/ジャスミン兄さん)」。本名は明かしていないが、湖北省武漢市出身の27歳で、5年前に渡米。名門コロンビア大學(xué)でラテン語(yǔ)を研究しているという。先日、米AP通信やニューヨークタイムズの取材に応じたことから人物特定に至り、すでに中國(guó)在米大使館のブラックリストに載せられているほか、帰國(guó)を禁じられているという。

今年初めにチュニジアで発生した民主化革命を発端に、アラブ諸國(guó)へ飛び火したジャスミン革命。一黨獨(dú)裁體制を敷いている中國(guó)にもこれが飛び火するのではないかとの懸念があったが、花哥の証言によると、今年2月ごろからインターネット上のコミュニケーションサービス?ツイッターやSNSのフェイスブックを通じ、デモを呼び掛けた。この手法は他國(guó)の一連の運(yùn)動(dòng)と同じだ。國(guó)內(nèi)外で數(shù)十人のメンバーが連動(dòng)して活動(dòng)を主導(dǎo)しているという?，F(xiàn)段階でこのメンバーの中から逮捕者は出ておらず、花哥の家族にも影響はない。

現(xiàn)在、中國(guó)版ジャスミン革命は當(dāng)局の圧力下、沈靜化に向かっている。しかし、その火種が消えたわけではないと花哥は語(yǔ)る?，F(xiàn)段階で再び祖國(guó)の土を踏むめどが立たない彼は、「後悔はしていない。近い將來(lái)、中國(guó)は転換を迫られることになるだろう」と斷言した。また、今後は香港の若者と協(xié)力して中國(guó)の民主化に取り組みたいともしている。最後に彼は「ジャスミン革命とは1本の旗のようなもの。そこにあるものを、誰(shuí)が手に取ってもよいのだ」と発言した。彼が開設(shè)したサイトでは現(xiàn)在も毎週のように集會(huì)を呼び掛けている。(翻訳?編集/愛玉)