2011年7月7日、作家の王錦思（ワン?ジンスー）氏は、ブログでエントリー「『日本戦闘機(jī)が中國戦闘機(jī)に発砲』の動(dòng)畫は誰が作り出したのか？」を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

「日本F-2戦闘機(jī)が東海（東シナ海）上空で中國戦闘機(jī)に発砲」というタイトルの動(dòng)畫が中國のネットで話題となっている。スクランブル発進(jìn)した自衛(wèi)隊(duì)のF-2戦闘機(jī)が中國のY-8MPA偵察機(jī)に接近。領(lǐng)空から離脫するよう警告するも従わなかったため、信號(hào)弾を発射したという內(nèi)容だ。

この動(dòng)畫が話題となり、ウェブニュースでも取り上げられるほどの騒ぎとなった。これに対し、中國國防部は明らかなでっちあげとのコメントしている。なるほど、F-2戦闘機(jī)は青空を飛んでいるのに、Y-8MPAの背景は曇り空だ。

王氏はデマ情報(bào)は國家安全保障の助けになるどころか、相手に誤解を與え過剰な反応を引き出すものと批判。扇動(dòng)するのではなく理性的な対応が必要だと訴えた。必要なのは動(dòng)揺することなく、軍事、國防事業(yè)の強(qiáng)化を進(jìn)め、領(lǐng)土を守ることだと唱えている。（翻訳?編集/KT）

●王錦思（ワン?ジンスー）

吉林省出身、北京在住のジャーナリスト。北京大學(xué)でメディア學(xué)を?qū)煿?。日中歴史問題や抗日戦爭史を研究課題としている。著書に「日本行、中國更行」。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。