2011年7月10日、獨(dú)フォルクスワーゲン社の次世代トランスミッション「DSG」を搭載した一汽大衆(zhòng)の車両で、故障が頻発していることが分かった。インターネット上には、修理や交換を繰り返しても改善せず、メーカー側(cè)の対応も悪いといった苦情が複數(shù)寄せられ注目を集めている。中國の各メディアが伝えた。

自動(dòng)車苦情サイト「汽車投訴網(wǎng)」では、DSGに関するクレームが1年で20件を超えた。北京市のある自動(dòng)車オーナーは、DSGを搭載した一汽大衆(zhòng)の人気セダン「Magotan」を購入したが、納車から數(shù)日で運(yùn)転中の異常な振動(dòng)に気づき、すぐに販売店でDSGを交換した。その後も調(diào)子が悪く、半年ほどでアクセルを踏んでも加速しなくなったため、メーカー修理工場に持ち込むと、DSGの在庫がないことを理由に修理を拒否されたと憤る。

中國自動(dòng)車工程學(xué)會(huì)の付于武秘書長は、「數(shù)十件もの故障が報(bào)告されるのは異?！工仁訾佟ⅴ去楗螗攻撺氓伐绁螭卧O(shè)計(jì)に明らかな欠陥があると斷言する。一方、汽車投訴網(wǎng)の陳堅(jiān)斌主席評論員は、メーカーと消費(fèi)者が対立する原因として、トランスミッションの欠陥だと判斷する基準(zhǔn)が整っていないためと説明する。

現(xiàn)在までに自動(dòng)車部品に関する三包（修理、交換、返品）政策は出ておらず、間もなく発表される「自動(dòng)車製品リコール監(jiān)督管理?xiàng)l例」にも規(guī)定はない?，F(xiàn)時(shí)點(diǎn)で適用できるのは、2009年に発表された「権利侵害責(zé)任法」だが、損害の原因となった製品の価格より高い罰金をメーカーに科すだけで、消費(fèi)者の権益は充分保障されないとの指摘もある。

DSGは02年に登場し、10年5月から大連市で現(xiàn)地生産が行われている。DSGを搭載した車両は世界各地でリコールされており、現(xiàn)地生産が始まる前の09年には、一汽大衆(zhòng)がVWやアウディの輸入完成車7車種2760臺(tái)のリコールを発表している。（翻訳?編集/JX）