2011年7月11日、中國の國営新華社通信系の雑誌「半月談」は、マイクロブログが普及し、「全民記者」時代が到來したと報(bào)じた。

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インターネットは今や事件の「拡聲器」であり、社會の不満を吐き出す「発散器」。マイクロブログはその両方の機(jī)能を存分に発揮できるツールとして急速に普及が進(jìn)んでいる。その存在が「中國を変えた」と感じているネットユーザーは多い。彼らの共通認(rèn)識は「フォロワーが100萬人を超えたらあなたは全國紙。1000萬人を超えたらもはやテレビ局と同じ」。それだけ、社會に與える影響力が大きいというものだ。

マイクロブログが社會管理の透明性、雙方向性を向上させた。これまでは情報(bào)を受け取るだけだった國民が、自ら情報(bào)を発信できるようになった。メディアが報(bào)道する前に、事件の目撃者がマイクロブログを通じて真実を伝える。それが瞬く間に國內(nèi)のみならず、世界各國に波及していく。

行政もこうした影響力を重視するようになった。行政機(jī)関が立ち上げたマイクロブログは1708、役人が個人名で開設(shè)したアカウントも720に上る。マイクロブログを通じて情報(bào)を発信し、民意を理解することがいかに大切か。多くの地方政府がその重要性に気付いたようだ。

だが一方で、マイクロブログの情報(bào)はボタン1つで簡単に「転送」できてしまうため、デマの溫床になりやすいというマイナス面もある。情報(bào)の真実性、信頼性をいかに保つか。これが今後の大きな課題と言えよう。（翻訳?編集/NN）