2011年7月11日、ロイターは記事「都市拡張が中國の軍事基地の脅威となっている」を掲載した。以下はその抄訳。

【その他の寫真】

中國各地の都市は今、急速にその規(guī)模を拡大させつつある。そのあおりを食っているのが人民解放軍の基地。もともとは都市中心部から離れた郊外にあったはずが、都市のほうが迫ってきている。勝手に敷設(shè)された道路が部隊(duì)駐屯地の真ん中を橫切っている、新築の高層マンションにより空軍機(jī)の運(yùn)用に支障をきたした事例などもあるという。

11年度全國軍事施設(shè)保護(hù)執(zhí)法検査組組長、総參作戦部副部長の孟國平（モン?グゥオピン）氏はきわめて大きな影響があると認(rèn)め、作戦能力をほぼ喪失した基地もあると嘆いた。鄭州では複數(shù)の高層建築が空軍機(jī)の離著陸ルートを閉鎖。広西チワン族自治區(qū)では違法に建てられた高層建築により、レーダーの探査範(fàn)囲が60％にまで減少したという。（翻訳?編集/KT）