2011年7月17日、中國(guó)國(guó)営の新華社通信は、「なでしこジャパン」の女子ワールドカップ（W杯）での優(yōu)勝を受け、「中國(guó)サッカーは無(wú)能で腐敗しきっている。日本女子サッカーが中國(guó)の道しるべとなった」と報(bào)じた。以下はその內(nèi)容。

【その他の寫(xiě)真】

日本女子サッカーがドイツ、スウェーデン、米國(guó)の3強(qiáng)豪を破り、奇跡のような優(yōu)勝を成し遂げ、W杯のグラウンドに美しい神話を刻み込んだ。それはまるで「遂行不可能な任務(wù)」をやり遂げ、素晴らしい経典を作り上げたかのような出來(lái)事である。

「なでしこジャパン」は世界サッカーの歴史を塗り替え、進(jìn)むべき道を見(jiàn)失っている中國(guó)サッカーの道しるべとなった。その成功の秘密はどこにあるのか？これに対する日本サッカー協(xié)會(huì)女子委員會(huì)の答えはシンプルだった?！敢粴i一歩頑張ること。ただそれだけです」。

男子を含む日本サッカーの成功は一心不亂にサッカーに打ち込むプロ選手の存在によるところが大きい。彼らは日本サッカー界の父、川淵三郎氏の指導(dǎo)の下、國(guó)民にサッカーの楽しさを知ってもらうことに力を注ぎ、子どものサッカー人口を著実に増やしていった。

いつの世も奇跡は真面目に仕事に取り組み、努力する人のもとにやって來(lái)る。日本女子サッカーがアジア勢(shì)で初めてW杯優(yōu)勝ができたのも、こうした努力に対するご褒美だったといえるだろう。

一方、中國(guó)ではサッカー協(xié)會(huì)女子部の前部長(zhǎng)、張健強(qiáng)（ジャン?ジエンチアン）を始め、同協(xié)會(huì)の副會(huì)長(zhǎng)だった謝亜龍（シエ?ヤーロン）、南勇（ナン?ヨン）、楊一民（ヤン?イーミン）の3人や元審判員などが八百長(zhǎng)の疑いで間もなく裁判にかけられるという有様だ。

中國(guó)サッカーの腐敗がこれほど蔓延してしまったのは、個(gè)人の意志の弱さもあるが、社會(huì)全體の浮ついた空気とも無(wú)関係とはいえない。我々はかつて遠(yuǎn)いブラジルやアルゼンチンなどの強(qiáng)豪を目指してきたが、今はすぐ隣の日本が颯爽と世界王者の座に就いた。

川辺に立って美味しそうな魚(yú)をただ欲しがるだけでは永遠(yuǎn)にそれを手に入れることはできない。むしろ家に帰って網(wǎng)を編んだ方が良い。我々も環(huán)境を整え、サッカーの発展に本腰を入れる時(shí)期に來(lái)たのではないか。

それにはまず、プロの人材が必要だ。だが、プロ選手を誕生させるにはそれ相応の環(huán)境を作らなければならない。これこそが日本女子サッカーの世界一が我々に教えてくれた最大の啓示である。（翻訳?編集/NN）